1. 定義
CPC(Cost Per Click、クリック単価)とは、広告がクリックされたときに発生する費用のことです。ユーザーが広告をクリックするごとに、広告主に課金されます。検索連動型広告やSNS広告で一般的に利用される課金方式です。
2. 計算方法
CPCは次の式で計算されます:
CPC = (広告費用の合計)/(クリック数)
例:広告費用が10,000円で、クリック数が500回だった場合
→ CPC = 10,000 ÷ 500 = 20円
3. 特徴
- クリックされなければ費用は発生しない
- 広告の入札額や品質スコア(広告の関連性やクリック率など)によって変動する
- Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告など多くの媒体で採用されている
4. メリット
- 費用対効果が明確:クリック数に応じて課金されるため、無駄な費用が発生しにくい
- 集客効果を測定しやすい:CPCを基準にして予算計画やROIを計算できる
5. デメリット
- クリック数が多くても、コンバージョンにつながるとは限らない
- 競合が多い市場ではCPCが高騰しやすい
- 意図しないクリック(誤クリック、冷やかし)でも課金される